2009.06.26 (金)   K2Couple No.0235 

黒斑山 湯の平
くろふやま ゆのたいら(群馬県・長野県)
2,404m
黒斑山 2404m 蛇骨岳 2366m 仙人岳 2319m 鋸岳 2254m
浅間第一外輪山を歩いて湯の平へ

コース最大標高差 : 430
コース累積標高差(+) : 880
コース累積標高差(-) : 880
コース距離 : 10.1 km
行動時間 : 7'10"

* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません

 浅間山最接近(鋸岳にて)
  5:50 = 藤岡IC/上信越道/小諸IC = 7:10 車坂峠高峰高原ホテルp
 高峰高原ホテルp 7:30 ... 8:30 槍ヶ鞘 8:35 ... 8:50 トーミの頭 9:00 ... 9:15 黒斑山 ... 9:50 蛇骨岳 【L1】 10:05 ... 10:20 仙人岳 ...
 10:50Jバンド(鋸岳ピストン)... 湯の平 ... 11:55 草スベリ分岐  【L2】 12:15 ... 13:35 稜線 ... 13:45 トーミの頭 ...
 13:50 中コース分岐 ... 14:40 高原ホテル
 高原ホテルp 15:50 = つつじ園散策 = 小諸IC/上信越道/藤岡IC = 17:20

 
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)  

黒斑山の場所

高峰高原ホテル こまくさの湯 (¥800)

八ツ天狗岳に行く予定にしていたが、気が変わって浅間の黒斑へ行く事になった。
二週連続、車坂峠の高峰高原ホテルへ向かいます。

表コースを登り中コースを下る予定。
生真面目にもみーさんの逆コースにこだわる変なおいちゃんです(^^

 表コースから入る

黒斑山はいつも寒いときに来るので、記録を調べたら無雪期に登るのは十年ぶりでした。
こんな道だったっけ?と言いながら登ります。

ハクサンイチゲ、コイワカガミ、ニガイチゴ、ツガザクラなどの花々。
きょうは晴れの予報ですがスッキリとはいかず、北アも富士山も見えない。

 だんだん展望が開けてきます
ハクサンイチゲ コイワカガミ ツマトリソウ
コケモモ マイヅルソウ コヨウラクツツジ ミツバオウレン ヤマオダマキ

八ヶ岳は薄っすらと見えますよ。

浅間連山は湯の丸、烏帽子まで見えます。
四阿山はチョッと霞んでいます。

 ガレ場から振り返った浅間連山
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下って登ってガレ場に着くと、そこにはコマクサがいっぱい咲いていました。
え~こんなんあったっけ。
トラロープで保護されているので、近くの花しか撮れませんけど。
先週見損なったので何気に嬉しい。

エネルギーを補給して、先に進みます。

 コマクサ

シェルター前に着くと浅間山が見えますが、今は逆光です。

バ~ン!!本日のハイライト。

 シェルター前からの浅間山

おいちゃん腰痛の割に元気です。
私を置いてどんどん先に行っちゃいます。
いつもは私がトップなのに、どうなっちゃたの。

トーミの頭で待っていてくれたけど、写真を撮ってまた先に行っちゃった
どっか具合が悪いんだろか(^^;
いや多分、先の展望が楽しみなんでしょう。

 トーミの頭に立つはらっぱ
                             ▲ トーミの頭から浅間外輪山 あの先まで行って戻ってくるね
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 あの下の湯の平から登り返してくる予定           ▲ 湯の平に下るポイント

おいちゃんにフラれてトボトボ行くと、また山頂で待っていました
関西弁っぽい五人partyが休んでいます。
山頂はスルーして先へ進みます。

登山道が樹林帯にもぐっている間は涼しい ・・・
ん?ぎゃ~。
清々しいはずの山の空気が虫まみれで黒いじゃないの。
口と鼻を手で塞いで、息も絶え絶え駆け抜けます
ふ~死ぬかと思ったよ

 黒斑山頂はスルー

樹林帯を抜けておいちゃんが騒ぎ出す。
血がが、血がが出てる。
半袖で歩いていたおいちゃんの腕から血が流れています。
血が止まらないのでサビオを貼っておまじないもしました。
きょうの虫軍団は強烈です。

おいちゃんはタオルを顔に巻いて山岳ゲリラ戦士に変身してました。

 山岳ゲリラ登場 ん? 弱そう
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下の湯の平には池塘みたいな湿原みたいなのが見えています。

この辺りから黒斑までの道とは全く違った山の様相です。
高い木はなくなりハゲハゲ、イワイワの道。
渡る風が身体の中を通り抜ける爽快な展望が広がる。

花の稜線をぽこぽこ。
景色に変化のある稜線なので、前見たり横見たり振り返ったりしながら ・・・

 右下は火口壁です

蛇骨岳はチョッと広くなっているので、休憩ポイントに最適。

蛇骨岳の板を抱えて記念撮影します。
山の虫騒ぎが治まったら、今度は腹の虫騒ぎが始まりました。
お楽しみランチにしよう。

食事の後片付けをしている頃に、黒斑山頂にいた五人が向かってきます。
彼らは蛇骨岳から折り返して行くようです。

 蛇の骨?変な名前

浅間山がだんだんと大きく無言で迫ってきます。

前掛山の登山道が見えるけど、あれ登りたくないよね。
とおいちゃんは言ってますが、私は興味あるんですけどね ・・・

 蛇骨岳の前にて

仙人岳に向かうザレた道にカモシカの新しい足跡発見。
多分早朝の涼しい時間に歩いたのではないかと思うけど ・・・
「かもしか~」おいちゃんが呼んでみますが、カモシカは答えない訳で。

今頃はカモシカ平周辺の涼しいとこで昼寝でもしてんじゃないの。
昼寝?
そんなんどうでもいいから、行こ。

 カモシカの足跡だ!まだ新しいよ
 仙人岳のはらっぱ  仙人岳には三角点があった  ツガザクラ
ミネズオウ 左下にも捲き道がありました イワヒゲ
コケモモ コイワカガミ Jバンド付近から剣ヶ峰

                 ▲ Jバンド付近から歩いてきた道を振り返る                           タカネスミレ
                                      ▲ Jバンド

正面には浅間隠山もはっきり見えてきました。
左には嬬恋村の高原野菜畑。
四阿山の右にうっすらと志賀の山並み。

Jバンドの反対側には草も生えています。
ここで初めて反対方向からの単独男性とすれ違いました。

Jバンド分岐にザックを置いて、鋸岳の行き止まりまで行ってみます。
北軽井沢の町がすぐそこに見えます。

ここにも土が赤い場所がありました。

 Jバンド下降ポイントにザックデポ

大きな浅間山を前にチッポケな私 ・・・
おいちゃ~ん、来ないの~?

分岐に戻って湯の平(賽の河原)へ下りましょう。
Jバンドは崖そのものです。
遠目には何処から下りるの?と思うくらい。

▲ 鋸岳でポージングのはらっぱ
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壁に沿って下ります。
凄いところに道を作ったものですね。

おいちゃんが「早く下れ」と急がすんですよ。
地震がきたら岩が崩れるだろ死ぬだろ ・・・ って。
まさか突然浅間山が噴火しないだろなって。

あんたねえ。
ちょっと心配しすぎなんじゃないの。
前掛山なんか絶対に登れない人です。

 Jバンドの下り

おいちゃんは本気です。
私を残して猛烈に下る

落石のなくなったとこで待ってる。
ここなら多分安全!

あんたねえ
自分だけ助かる気?

 待ってよ~
                           ▲ ずんずん下りて行っちゃいます
                                   ▲ 第一外輪山 (黒斑山から鋸岳)

広い底に降り立って、外輪山を眺めながら大草原を進みます。
ここにもイワカガミなどの花が咲いていますね。
でもちょっと殺風景。
活火山の火口原ですから、おいちゃんの言う通り怖いとこかも。

樹林帯に入ると林床にはマイヅルソウが絨毯状態です。

 広いね~原っぱを行くはらっぱ

前掛山への分岐を過ぎ、殺風景な道に飽きてきたころ草すべりの分岐。
緑に囲まれたホッとする空間が広がります。
トーミの頭に登り返す草すべりの斜面も緑いっぱいに輝いている。
素晴らしい斜面を見上げる二人です。

お昼にしようか、12時だし。
ランチ休憩だけは阿吽の呼吸で決まりますねえ。
カップラーメンを作る。

 分岐のベンチで本格ランチ

登り始めは花もなく、急な道を下を振り返りながら登る。
トーミの頭に向かってジグをきって登っていきます。
急でしゅ。

ぐんぐん標高を稼げるので、ダラダラ登りよりも急登が好き。

 牙山が垣間見えてきました
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男女カップルが下りてきました。

牙山より標高が高くなり、最後の急斜面にかかるとお花畑です。
こうなるとK2隊の時間は止まってしまう。
って言うかどんどん経ってしまいます(^^;

 標高差300超の草すべり
                    ▲ 下から見ると全く違う山に見えます(大分登ってきました)

草すべりを登るはらっぱ ユキワリソウ シロバナノユキワリソウ
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ムシトリスミレ 草すべりで遊んでます  ユキワリソウ
ミヤマキンバイ お花畑 トーミの頭の基部岩峰
お花畑 シロバナヘビイチゴ ミヤマハタザオ
ユキワリソウとハクサンイチゲ 草すべりと浅間山 キバナノコマノツメ
コイワカガミとミヤマキンバイ ミヤマカラマツの蕾
                          ▲ トーミの頭の崖を登るはらっぱ

トーミの頭に立って、登ってきた草すべりの道を覗き込んでみます。
と言っても怖くて立てないので、這いつくばって覗きましたけど(^^;
ジグザグの道がはっきり見えました。
超こわ~。

さて中コースを帰ることになりますが、岩ゴロの道で歩き辛かったよ。
正月に下った時は雪道で歩き易かったのにねえ。

 車坂峠に帰ってきました
ヤマオダマキ スズラン ツバメオモト

高原ホテルでお風呂に入る。
ガラス張りのお風呂の外にはコマクサが咲いている。
ここはこまくさの湯だもんね。

風呂上りに、高峰高原つつじ園に寄ってみました。
沢山咲いていて、道路から見るよりずっと綺麗でしたね。

きょう山で出会ったのは3組。
さすがに金曜日は静かな山でした。

 高峰高原つつじ園のレンゲツツジ