2008.10.12 (日)  K2Couple No.0207 

雨飾山
あまかざりやま(長野県・新潟県)
1,963m クリックで拡大
山上も秋の行楽渋滞、紅葉黄葉

コース最大標高差 : 810
コース累積標高差(+) : 955
コース累積標高差(−) : 955
コース距離 : 8.1 km
行動時間 : 10'20"

* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません

 笹平から望む雨飾山

  1:10 = 藤岡IC/上信越道/更埴IC = 4:10 雨飾高原キャンプ場休憩舎P 【仮眠】

 休憩舎P 6:35 ... 7:35 ブナ平 7:45 ... 8:25 荒菅沢出合 8:35 ... 10:25 笹平 ... 10:35 雨飾温泉分岐 ... 11:10 雨飾山 11:35 ...

 11:50 山頂直下 【L】 12:35 ... 14:45 荒菅沢出合 15:15 ... 15:50 ブナ平 15:55 ... 16:45 休憩舎P

 休憩舎P17:00 = 17:10 小谷温泉露天風呂 18:20 = 長野IC/上信越道 20:20 東部湯の丸SA 【DNR】 21:30 /藤岡IC = 22:30


      雨飾山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

雨飾温泉 露天風呂(¥100)


 おいちゃんの仕事の都合や孫の運動会などで一ヶ月も山を休んでいた。
 各地から紅葉の便りが届き、私達も何処かへ行かないと置いてかれそう ・・・さて何処にしようか。
 おいちゃんは谷川の万太郎方面に未練があったようだが、私の希望通り雨飾山へ行くことになった。(おいちゃんは3回目)

 そうと決まったら、早く行かないと駐車場に車が置けなくなるぞ。
 おいちゃんが仮眠をしている間、REIREIと私はテレビドラマを観てしまうのんきな二人です。
 12時半においちゃんを起こして、1時に家を出ました。

小谷村は霧雨の中だった。
私達の前をなにわナンバーのバスが走っている。
4時に駐車場に着いたのに、すでに満車で手前の路肩も車車車です。
何とか空きスペースを見つけて停める。

三日連休の真ん中の日だから、遠い県から遠征してくるんですね。
岩手ナンバーのバスもあった。
私達の後からも続々と車がやってきます。

取り敢えず明日の天気に期待して、仮眠をとる zzz

 村営休憩舎駐車場に至る路駐の列

2時間の仮眠から目覚めると、まわりの人達が出発して行きます。

昨晩は暗くて気付かなかったが、周囲の山々は紅葉している。
道は昨夜来の雨で濡れていました。

休憩舎前では、大声で登山の注意事項を説明する団体さんも準備中。
横をすり抜けて、先ずは快調に下って行きます。

 休憩舎前で女性の足元も紅葉シーズン用

大海川に沿った広川原の水平道を行く。
雨のあとでぬかっています。
木道の上も、靴跡でグチャグチャして滑りそうです。

10分程歩いて、いよいよ本格的な山道に入りました。

 広川原の水平道を行く
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 ブナの優しい林       色づく木々に励まされて急登を頑張ります

いきなりの急登に臨み、ここで自分達のペースを作りたいのですが人が多くて周りの流れに巻き込まれる最悪のパターンです。
集団をやり過ごして静かに歩けるのも束の間。
次の波が追いついてきます。

滑りやすい木の根っこや丸い岩そして粘土質の坂道 ・・・ 嫌な道ですよ。
でも、すばらしい黄葉や足元の小さなマイズルソウの赤い実が常に慰めてくれます。

 ブナ平の上は黄葉がきれい
 カエデかねえ             ▲ ツルリンドウの実


 ナナカマドの実、ツルリンドウの実、ムシカリの実は赤から黒色に変わりつつありました。
 少し広い場所を見つける度に休憩しながら、マイペースでゆるゆる登ります。

 人だかりして写真を撮っている場所に着くと、そこからは錦秋に染まる山肌の素晴らしい眺めでした。

                                 ▲ 荒菅沢の手前から見る雨飾山の展望
                                      ▲ 紅葉真っ盛りでしょうか

私達も写真を撮って荒菅沢に下ります。
ウイダーインゼリーでエネルギーを補給して、沢音を聞きながら休憩。

 充電済んで気合が入ります

山上には、稜線近くを登る人たちが小さく見えています。

我が隊もあそこまで登らなきゃぁ ・・・ だね。
膝の故障がまだ治ってないので、ちょっと自信がなさそうなはらっぱ。

 休んでばっかりもいられないし
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                                 秋の景色を満喫

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沢からの道も急登でエッチラオッチラ ・・・
渋滞気味のため追い越す
ことはできませんし、追い越されることも殆んどありません。

ガレ場になると渋滞は停滞に変わり、不安定な岩場で足が疲れるよう。
でも振り返れば素晴らしい眺めにうっとり。
辺り一面、赤・黄・緑のコラボレーションで山全体が紅葉しています。

 大渋滞してます

焼山の後ろにチョコっと見えているのは火打山みたいだね。
今の焼山は登山禁止措置がとられていますが、若い頃夏合宿で妙高から雨飾山まで縦走した思い出のエリアです。

目を右に移せば高妻山が見えています。

 焼山

そして梯子の下で全く進まなくなった。
早朝登山組が早くも下って来て、下山できずに困っている。
「すみませ〜ん、下りさせて下さ〜い」

交互通行だから、自然発生的に渋滞になります。
私達は崖の上の不安定な場所で、痺れをきらして待たされるのだった。

 ヤセ尾根の急登
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渋滞を抜けて笹平に着くと、糸魚川の町と日本海が見えました(^^

そして山頂には、鈴生りになった登山者がこぼれそうになっているように見えます。

 糸魚川の街と日本海
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暫くは快適な草原漫歩を楽しみます。
雨飾温泉の分岐を過ぎ、なだらかな道が続きますが、所々ぬかっていて気が抜けません。

雨飾山がぐんぐん近づいてきました。

 めざす雨飾山が眼前に迫ります
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山頂は足の踏み場もないそうなので、直下の剥げ地にザックをデポして空身でピストンします。

時間的に、登りたい人と下りたい人が拮抗してきました。
と言うことは、またまた大渋滞発生で全く進みません。
下のほうから、「登り優先だぞ」 と怒鳴る心無い登山者までいます。
山頂から人がこぼれても、登り優先ですか?

 最後の登りも大渋滞ですねえ
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 荒菅沢源頭        山頂直下待ち時間に笹平を見下ろす


 標準コースタイムの倍以上かかって、やっと山頂につきました。
 山頂からは素晴らしい眺めで、正面に後立山連峰、槍・穂高、南アルプス。
 戸隠山のギザギザの間には、富士山まで見えて皆さん大喜びです。

                                       ▲ 後立山連峰
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でも次々登って来るので混み合っております。
南峰と北峰で一通り展望を堪能したら、場所を譲らなければなりません。

 山頂の賑わい  ▲ 山頂で記念のスリーショット

登り始めから何気に声かけしてご一緒した、上品な女性お二人もいます。
その連れの男性に我が隊のスリーショットを撮っていただきました。

それにしても、こんな激混み山頂は想定外で。
何かイヤですねぇ。

 丑年親子のツーショット         ▲ そしてREIREの見合い写真も

                    ▲ 笹平を帰る  遠景は左から焼山、火打、金山、天狗原山 そして遥かに黒姫山

ザックを置いた場所まで下って、ゆっくりランチ休憩します。

秋雲の下で、気がつかないくらいの微風にウトウト ・・・
名残惜しいけど、重い腰をあげて帰ることにしましょう。
あの嫌な下りが待ってるもんね。

 下りも渋滞発生でした
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登ってくる人はさすがに少なくなったので、下りの渋滞はないと思ったのにガレ場の梯子では待たされました。
でも待っている間ず〜っと素晴らしい眺めに見とれちゃいます。
REIREIの下りる番になると、緊張で身体が固まりかけて大騒ぎです
「ぎゃ〜こわ〜」
このあと暫くは、REIREIが渋滞のトップを独占でした(^^;

 梯子で固まりかけるREIREI
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 岩場の下りは苦手でして ・・・             午後の陽射しに映えて

ガレ場を過ぎ急斜面の下で休んでいると、山頂で写真を撮って下さった方の三人partyとまたまた出会いました。
ランチ場所は別でしたが、行動時間は殆んど同じです。

この男性は義理の弟に顔がそっくりです。
「山渓」や「
日刊スポーツ」等で活躍されているフリーの山岳ライター石丸哲也氏でした。
東京のご婦人二人をガイドしてこられたのでしょう。
我が隊と違って健脚揃いです。

みんな揃って写真を撮っていただきました。

 一期一会 photo by T.Ishimaru


そして、荒菅沢までヨレヨレ戻ってきました。
日陰になっているので、紅葉の彩やかさがちょっとなくなっています。
でも、これでこの景色ともお別れですよね。

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          人影も少なくなりまして ・・・
 展望台から見納める      ▲ 喧騒も去り紅葉も何気に寂しそうです
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おいちゃんとREIREIは、いつまでも荒菅沢の紅葉を眺めていて帰る気がないようです。

荒菅沢から登り返して、トラバース気味に戻りますよ。
ブナ平で休憩、あと一息ですが気が抜けない登山道です。

 早くおいでよ

最後の急斜面をワイワイ言いながら下ります。
まだ道が濡れているため、石も木の根っこも粘土道もツルツル滑るし・・・
きょうは滑ったり転倒したりした人を何人か見ました。
混雑のせいもあるかもしれません。

私も下山中に一回、尻餅をつきましたけど(^^;
何故かおいちゃんはセーフです。

 ほらっ秋だよ          ▲ 心和むブナの林を下ります

やっとの思いで登山口にたどり着きました。
平坦な木道歩きは天国のようです。

沢を覗き込んでる人がいるので、仲間に入る。
「岩魚が泳いでますよ」
ホントだ。

 大海川の木道まで戻って一安心

駐車場に無事帰還。
コースタイムをかなりオーバーしたので、駐車場はガラガラです。
そして石丸さんと再会。
テントの撤収が済んだところのようです。

ススキの道をテクテクすると、車が寂しそうに待っていました。

 疲れたの〜

時間的に雨飾山荘の露天風呂は無理そうなので、無料の露天風呂に入ることにします。
ところが、きょうはお湯がぬるくて ・・・ いくら入っていても温まりません。
前回入った時は凄く熱かったように記憶してるのですが、「これじゃ風邪引きますよね」と、ここでも石丸さんとご一緒、寒談いや歓談しました。
薄暗い風呂上りは、なお更に寒さが身に沁みます。
「ハックション」

こんな遅い下山も帰宅も初めてです。
高速のSAで夕食をして、丸一日めいっぱい遊んでしまいました (^^

 小谷温泉の無料露天風呂入口