2008.07.26 (土)   K2Couple No.0201 

高峯山
たかみねやま(長野県)
2,106m
お山さん久しぶり、お花さんありがと

コース最大標高差 : 145
コース累積標高差(+) : 190
コース累積標高差(-) : 190
コース距離 : 3.9 km
行動時間 : 3'35"

* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません

 高峰高原を彩るニッコウキスゲ

  8:20 = 藤岡IC/上信越道/小諸IC = 9:40 車坂峠高峰高原ホテルP

 車坂峠P 9:50 ... 11:00 高峯山 【L】 11:50 ... 13:00 高峰高原散策 ... 13:25 高峰高原ホテルP

 車坂峠高峰高原ホテルP15:00 = 碓氷峠 = 17:10


    高峯山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

高峰高原ホテル こまくさの湯 (¥800)


 連日の猛暑に体調 ストレス
 昨夜寝る頃になって、明日は久しぶりに時間取れそうなので山に行こうかということになった。
 久しぶりの山なので簡単な山にしよう ・・・ ということで、アプローチが楽で花の咲いてそうな高峯山に決定です。
 最近になって山に興味を持ち始めたREIREIも友情参加します。

朝5時半に起きてご飯を炊き稲荷寿司を作る。
そして、先日メル友から戴いたブルーベリーとレーズン、柚子スティックを入れたホットケーキを焼いて、おいちゃんとREIREIが起きるのを待ちます。

起きてきた二人を急かして、長野へ向かってGO!!
で~、車坂峠に到着。

ん?おいちゃんが泣いてる。
どしたの?
デジカメは持ってきたけど、バッテリーパック入れるの忘れた

 車坂峠に駐車して出発準備

黒斑方面は残念ながら雲に隠れて見えない。
車坂峠の登山口には、大勢の人達が黒斑へ向かう準備中です。

私達は黒斑とは反対側のお気楽山道に入った。
家を出るときは既に28℃で猛暑の気配だったが、さすがアサマ2000。
空気は何気に爽やか、22℃の快適フィールドですよ。

高峰高原のニッコウキスゲやハクサンフウロが真っ盛りで綺麗ですが、帰りの楽しみに取っておくことにして高峰山をめざします。

 トンボもいっぱい

はじめは樹林の中に咲くニッコウキスゲやシャジクソウ等を見ながら、一応山登りらしく進む。

登りきればあとは山頂まで快適なポコポコ道です。
すぐにベンチがあり、早速休憩する。
ここからは、山頂に立っている人や途中を歩いている人が見える。
きょうはジュースを凍らせてきたので、冷たくて美味しいで~す。

高峰温泉に下る分岐で、丑年親子の行きますポーズ炸裂。

 丑年親子の難解パフォーマンス
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トンボが気持ち良さそうに舞っている。

容赦ない夏の陽射しを浴びますが、時折吹き抜ける涼風に連れて行かれそうな気分です。
去年とは少し時期がずれているので咲いている花も違いますよ。
懐かしく懐かしく歩きました。

 陽射しは強いけど風は爽やか

REIREIの足元に異変が起きる。
何か歩きにくくてサンダルみたいなんだけど ・・・
どれどれ、ありゃりゃソールが剥げちゃってるじゃん
反対の足は剥げてないけど、こっちも時間の問題だねこりゃ。
風通しの悪い暑いところに保管していたせいか、緩衝材がボロボロです。

包帯でグルグル捲きにして、痛々しいけどこれで大丈夫。
新しい靴買おうね。

 木々に囲まれると涼しい~

山頂は岩場のてっぺん。
そのてっぺんで、爽やかな風を全身で感じる幸せ。

山頂から見渡すと、池ノ平を散策する人達がゴマ粒のように見える。
八ヶ岳は雲の中です。
小諸の町が霞んでいる。

山頂付近で日陰になる場所は少なく、あっても展望や爽やかな風は期待できない。
山頂の隣の岩場に登って、そのてっぺんでランチタイムにします。
紫外線はジリジリでも、雲が流れ風が心地いい。
ちょっと不安定で落ち着かないランチだったね。

 岩の上でランチ休憩です
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 狭い山頂に立つ二人           ▲ 帰り道もガスったり晴れたり

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さて、帰り道も花を眺めながらのんびりだらだら。

ベンチまで戻ると、山頂で会ったかもしれないご夫婦が休んでいます。
何と我が町のお隣さん埼玉本庄市からいらした人でした(^^)
ご主人はもう75歳とか。
私達もその年になるまで歩けたらいいなあ。
暫くお話をして別れる。

 稜線上にもニッコウキスゲが多かった


  【 高峯山に咲いていた花 】

      ニッコウキスゲ、シモツケソウ、イブキジャコウソウ、ホタルブクロ、ハクサンフウロ、シャジクソウ、クルマユリ、トリアシショウマ、シナノオトギリ、ヤマハハコ
      ウスユキソウ、タカネニガナ、コキンレイカ、シュロソウ、ヤマオダマキ、シラタマノキ、ノリウツギ、ヒメシャジン、ハクサンシャクナゲ、ミヤマカラマツ、アヤメ
      ヤナギラン、ワレモコウ、アザミ、マルバタケブキ、ハクサンボウフウ、ミヤマホツツジ、オンタデ、ネバリノギラン、ズミの実、(ホテルの植生地にコマクサ)

      マツムシソウやアキノキリンソウの蕾がありました。

ハクサンフウロ ニッコウキスゲ クルマユリ ヤマオダマキ シナノオトギリ
ミヤマカラマツ ヒメシャジン コキンレイカ アヤメ ウスユキソウ
シラタマノキ シャジクソウ シロバナヒメシャジン イブキジャコウソウ マルバタケブキ

                           ▲ ガスが出始めて、天然クーラーです
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帰りは高峰高原(アサマ2000スキーゲレンデ)に廻り、お約束のニッコウキスゲ群落を散策です。

それほど規模の大きな群落ではありませんが、今がまさに旬です。
ニッコウキスゲの中にハクサンフウロ、アヤメが元気でした。
ヤナギランは未だ咲き始めたばかりで、来週はピンクの絨毯かも。

ニッコウキスゲの向こうに、水ノ塔山、篭ノ登山がくっきりと見えます。
黒斑山のガスもすっかり消えていました。

 ニッコウキスゲ群落の中で戯れる

高峰温泉の白濁湯が好きですが、きょうはパスして高峰高原ホテルの透明な鉱泉に入ることにします。

男風呂も女風呂も貸切の温泉でのんびり ・・・
エアーマッサージの椅子でまったり ・・・
はらっぱは、自販機のコーヒーを買ったのだが、
ホットが出てきてガックシ ・・・

おいちゃんは久しぶりの缶ビールで、帰りは運転する気がないらしい。

長男のところに寄ろうかとも思ったけど、先週会ったばかりなのでパス。
まだ時間が早いので、一般道でノロノロ帰ります。
碓氷峠を越えて群馬県に入ると不安定な空模様で、小雨の中をゆるゆるとドライブするのでした。

 咲き始めたヤナギラン