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■ 6:35 = 高崎IC/関越道/渋川IC = 7:45 中之条ふるさと公園たけやまP |
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ふるさと公園たけやまP 8:00 ... 8:25 天狗の広場 ... 8:30 小天狗 【L1】 8:45 ... 8:55 不動岩 9:00 ... |
9:10 天狗の広場 ... 9:20 中天狗 ... 9:30 経塚 ... 9:45 嵩山大天狗 9:55 ... 10:15 一升水 ... 10:30 ふるさと公園P |
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中之条ふるさと公園たけやまP10:40 ⇒ 《 岩櫃山へ 》 |
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嵩山の場所
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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中之条盆地の北、城塞のような台形の岩山が嵩山(たけやま)で、ここに武山城が築かれていた。
戦国時代に岩櫃城の支城となった武山城は、岩櫃城主・斉藤憲広の子、城虎丸が守っていたが、岩櫃落城の2年後、真田幸隆の攻略を受け、
激戦の後に落城。
本丸北の天狗の峰から、城虎丸が飛び降りて死ぬと、多くの家臣たちも後を追って自決したという悲話を秘めている。
こうした戦死者を弔うため、元禄15年から建立された嵩山阪東三十三番観世音の石像が、山中随所の岩陰に見られる。
上毛新聞社『群馬の山歩き130選』より
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▲ 中之条ふるさと公園に向かう途中から嵩山全景 |
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久しぶりに近くの山で、のんびりハイクを楽しもう。
中之条に、以前から気になっている山があった。
際立った岩壁を誇示するその山は、岩櫃山。
岩櫃山だけでは時間が余るので、近くの嵩山とセットで登ることにした。
渋川から中之条に移動し、四万方面へ曲がり新治へ行く道を進むと、中之条ふるさと公園に出る。
親都神社に隣接して、公園の整備が進んでいる。
公園から嵩山を望み、咲き始めた芝桜を鑑賞して表登山道に入った。
弁当とペットボトルだけ持って、空身です。
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▲ 朝一番乗り |
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▲ 切り立った岩壁 |
▲ 山中に散在する石仏の一つ |
▲ ダンコウバイ |
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登山道は、良く整備されていて登り易い。
ジグザグをきって行くと、あっという間に五合目に着いた。
最初の展望台に寄り、榛名や十二ヶ岳の展望を確認してすぐに先へ進む。
天狗の広場には、蕾の付いたツツジが、たくさん見られた。
開花時期に訪れたら綺麗だろうな。
広場のド真ん中に、カタクリの花がポツンと一輪咲いている。
可愛そ過ぎ、でも目立ちがり屋さん。
先ずは、小天狗へ行こう。
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▲ 不動岩から見た小天狗 |
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小天狗には、ちょっとしたクサリで登る。
岩場の上はそこそこの広さがあって、おむすびやおやつを食べる余裕が持てる。
見渡せば、これから行く大天狗が見える。
浅間山や志賀の山が白く霞んでいます。
360゜の展望を楽しんで、天狗の広場まで戻り、不動岩へ。
途中に石仏が二つあり、その内の一つは頭と胴体がずれて付いていた。
何か可笑しくもあり、悲しくもある、その姿に見入ってしまった。
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▲ 不動岩のクサリ場は手強いぞ |
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不動岩のクサリ場は、足がかりが少なく難儀をする。
が、下は行き止まりなので、落ちてもそこまでと言う安心感はある。
下の町から犬の鳴き声が聞こえてきた。
いかにも里山らしい。
山を人工的に削り取って造ったような平地も見えた。
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▲ 四万温泉へ続く道沿いの町並み |
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またまた天狗の広場まで戻って、東へ進む。
さっき見たカタクリが、翼を跳ね上げてカタクリの花らしくなっていた。
ほんの15分位の出来事。
付き添っていれば、花弁を思いきり反り返す様子を観察できたろうな。
そのまま来てしまったが、石の囲いをしてやればよかった。
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▲ 天狗の広場に咲いていたカタクリ一輪 |
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中天狗に向かう道すがら、あずまやで分岐して、胎内くぐりへ寄り道する。
先ずはおいちゃんが露払い役。
一番狭い所の岩から、水が染み出していた。
おいちゃんが通れるなら、私も通れるはず。
息を思い切り吐かば簡単にクリアーですね (^^
このまま下れば、東登山道の途中に下りてしまうので、引き返す。
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▲ 胎内くぐりに挑戦 |
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中天狗にも一応寄って行く。
ここは展望なし。
変哲もなし。
歩く時間よりも立ち寄りポイントが多く、山登りではなく名所巡りの感あり。
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▲ 中天狗で |
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少し進むと御城平に着いた。
標識には 『実(御)常の平』『無常の平』 とある。
戦国の世に果てた城虎丸を筆頭に、一族の悲哀を偲ぶエリアなのだろう。
もともとは彼らを鎮魂する神聖な場所。
朽ちて補修された石仏が、部屋を取囲むように何体も配置されている。
いにしえの報われぬ魂が、未だこの地に留まって浮遊しているのだろうか。
信仰心の薄い私も、その部屋の中央に立ったとき、ざわざわとした心の叫びを聞いたような気がするのであった。
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▲ 悲しげな石仏が並んでいる |
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経塚から大天狗は、長いクサリを登る。
クサリ場と言っても傾斜は緩い。
おいちゃんは、クサリなしでさっさと登って行っちゃった。
私はしっかりクサリをつかんで、慎重に登ります。
だって、せっかくクサリがあるんだもん。
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▲ 大天狗への登り |
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山頂に到着。
超狭の山頂は高度感70%。
下に大きなゴルフ場があり、プレーをしている人の声が聞こえてきた。
谷川や志賀の山並みがとっても綺麗です。
山の向こうで女性の声が聞こえる。
後続の登山者かと思って良く見ると、はるか小天狗に人の姿が見えた。
遮蔽物がないので、声がよく通るのだ。
山頂にはダンコウバイが咲いていた。
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▲ 大天狗から小天狗と不動岩 |
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のんびりしたいような春の陽気ですが、岩櫃山へも登るので先を急ぎます。
朝早かったせいか、ここまで誰にも会いません。
大天狗の岩はのっぺりしているが、滑るような岩じゃないので安心して下れますよ。
雨に濡れても多分滑らないだろう。
何という名前の岩だろう。
残念ながら、地質の知識はなかった。
経塚から東登山道を下ります。
ちょっと下った所で、今日初めて登山者(若い男女)とすれ違う。
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▲ 大天狗からの下り |
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間もなく岩壁が覆いかぶさり、水が頭上にポタポタと落ちてくる。
名付けて、一升水とか。
一升酒なら有難いけど。
10本担いでも18K、瓶を計算に入れても20K、いやペットボトルなら ・・・
夢は膨らみます (^^
ここで単独の女性が登ってきて、夢から覚める。
東登山道から登ってきたのは、この二組だけだった。
東登山道は、ガレ石がゴロゴロしていて歩きづらい。
公園まで下ると、町の人達がロープに鯉のぼりをつるしている最中だった。
今年も、鯉のぼりの季節がやってきたのだ。
カープ カープ 広島カープ 頑張れ〜。
5月5日は親都神社とふるさと公園のお祭りだって。
次は本命、岩櫃山だ〜。
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▲ 一升水 |
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▲ ふるさと公園のこいのぼり |
▲ どこに行っても満開の桜 |
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