2004.07.18 (日)                          K2Couple No.0117

硫黄岳
いおうだけ(長野県)
2,760m
涼を求めた硫黄岳はやっぱり涼しかった

コース最大標高差 : 1,065
コース累積標高差(+) : 1,205
コース累積標高差(−) : 1,205
コース距離 : 13.2 km
行動時間 : 9'05"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 硫黄岳山荘はコマクサの大群落

  21:15 = 藤岡IC(上信越道)佐久IC = 0:30 美濃戸p(車中泊)

 美濃戸p 6:00 - 6:55 高巻道分岐 7:00 - 8:05 赤岳鉱泉 8:15 - 8:25 ジョウゴ沢(L1) 8:35 - 9:45 赤岩ノ頭(峰の松目分岐) 9:55 -
 10:15 硫黄岳 10:30 - 11:00 硫黄岳山荘(L2) 11:35 - 11:55 硫黄岳 - 12:05 赤岩ノ頭 12:20 -
 13:10 赤岳鉱泉(L3) 13:25 - 15:05 美濃戸p
 美濃戸p 15:15 = 15:40 八ヶ岳温泉 16:10 = 18:10 別宅 20:20 = 佐久IC(上信越道)藤岡IC = 21:20


 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔

硫黄岳の場所

原村 八ヶ岳温泉 もみの湯 (¥500)

 7月初旬から真夏日・熱帯夜が連続する記録的な猛暑で、死にかかっています(連日37℃)。
 少しでも涼しい山をと計画するが新潟、福島は集中豪雨のため、八ヶ岳に望みを託す。

 霧雨の中、深夜に原村に着き、ちょっと迷ったのち、美濃戸口から美濃戸までのダートな林道がカペラワゴンには厳しかった。
 何度か腹を擦りながら、車体は辛うじて大丈夫のようです。

 赤岳山荘の駐車場に無理やり乗り入れ、明け方まで車を叩く雨音を聞きながらつかの間の仮眠をむさぼる。
 目を覚ますと同時に移動を命じられてしまいます。

南沢の分岐を右に分けて、北沢の林道をぶらぶら歩く。
ショートカットの登山道を経て再び林道に戻る。

堰堤広場で林道歩きも終わり、何度も北沢を渡り返して赤岳鉱泉まで花の写真を撮りながら気持のいい沢沿いの道です。

大賑わいの赤岳鉱泉でちょっと休む。
人混みを避けて、ジョウゴ沢出合で腹ごしらえです。

 北沢にかかる立派な橋

赤岩ノ頭まで続く急登は、ガスっているおかげで暑さもなく快調だった。
天気は快方に向かっている筈だが、一向に良くなる気配がない。

赤岩ノ頭を左手に見て、稜線(峰の松目分岐)に出ると風も強くなり、展望は全くなし。

オーレン小屋から登ってくる人もチラホラ。
ハクサンシャクナゲが群生している。

 峰の松目分岐で

どこに山があるの?
登山者は皆、辺りを見まわして諦め顔です。

ふっとガスが切れて硫黄岳の肩がちょっと見えただけで歓声が上がった。
ガスっていると、実際よりも大きく見えるから不思議です。

とりあえず満足する。

 ガスが切れて一瞬山影が浮かぶ

壮大な展望を瞼に描いてガスの流れに目をやる。
山頂まで登って、できれば大ダルミのコマクサを見ようよ。

白い砂礫の尾根を辿り、岩塊を抜けると大きなケルンに導かれて山頂の一角に出たようだ。

 ずっとこんな感じですね

山頂では、ガスの中をうろうろしている登山者ばかりが目立った。

一応、三角点にタッチし、山頂標識で写真を撮る。
時間も早いし硫黄岳山荘まで下ろう。

大ダルミに下るとコマクサやイワギキョウが群生している。

山荘の周りは人の吹き溜まり。
それを掻き分けて山荘内に突入する。
混雑と混乱の中で、カップラーメンを作り温まった。

長居をしては他の人に申し訳ないので早々に出発する。

 山頂だあ

晴れていれば、高山植物と展望のマッチングが素晴らしいだろうと思いながら、ケルンに沿って山頂に登り返す。
下界の暑さが嘘のような涼しさ ・・・ と言うか寒さ。

爆裂火口も不気味に切れ落ちて、深遠な谷に吸い込まれそうだった。

 爆裂火口もガスに煙る
シシウド ミヤマバイケイソウ ハクサンシャクナゲ ウツボグサ テガタチドリ
シモツケソウ ヤマホタルブクロ タマガワホトトギス ヒメシャジン ミヤマダイコンソウ
コマクサ ヤマオダマキ ツメクサ シマギキョウ

強風になびきながら硫黄岳に別れを告げ、帰路につきます。

岩陰に入れば風も気にならなくなる。

峰の松目の分岐で休んでいると、潅木の中からオコジョが跳びだしてきた。
大勢の人に驚いて、大勢の人を驚かせて、あっという間に元の薮の中へ帰ってしまった。

 硫黄岳を下り始める

北沢に下って振り返ると、回復の兆しが見える山に大同心の岩壁がぼんやり浮かび上がったり消えたりしていた。
ガスが切れそうで切れない。
見えそうで見えない。

後ろ髪を引かれながら、今年中のリベンジを心に誓って山を下りる。 

 北沢からちょこっとだけ大同心

美濃戸まで下りれば、夏の日差しが照り付けていた。
大きな看板の前で、記念撮影。

八ヶ岳温泉のきれいなお風呂でのんびりする。

御代田の別宅に寄り、ビールをして帰った。

 美濃戸のでっかい看板