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■ 3:30 = 高崎IC/関越道/沼田IC = 5:30 日光湯元温泉 5:40 = 6:00 志津乗越P |
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志津乗越P6:05 ... 6:30 砂防堰堤 【BF】 6:50 ... 7:50 六合目 7:55 ... 9:05 九合目 9:10 ... 9:25 男体山 ... 9:40 太郎山神社 9:50 ... |
10:05 男体山 ... 10:10 【L】 10:50 ... 12:35 志津乗越P |
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志津乗越P12:40 = 13:05 湯元温泉 13:50 = いろは坂 = 足尾 = 16:30 ■ |
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男体山の場所 |
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日光湯元温泉 観光センター はるにれの湯 (¥500) |
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すべての湖はその傍にそびえ立つ山の姿で生きてくるが、中禅寺湖と男体山という取り合わせほど過不足なく、彼我助け合って秀麗雄大な
景色を形作っている例も稀である。
天の造型の傑作というほかない。
中禅寺湖が男体登山の表口となるのは当然であって、湖畔に二荒山神社が祀られている。
(中略)
頂上は細長く鎌の形に伸びていて、眼下何十丈の深さに爆裂火口が落ちこんでいたが、それは湖畔から眺めただけでは想像できない男体山
の荒々しい姿であった。
深田久弥『日本百名山』より抜粋
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日光二荒山神社の奥宮が祀られる霊峰男体山に登る。
男体山そのものが神社の御神体である。
女峰山がママ、太郎山が子供そして男体山がパパと言うことらしい。
光徳牧場から裏男体林道、志津林道を辿って。
男体山の北斜面から入ります。
明るく開けた志津乗越駐車場から僅かに入ると志津小屋があり、安全祈願をして赤土の樹林帯に突入する。
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▲ 志津小屋 |
▲ 志津小屋で安全祈願 |
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砂防堰堤で最初の一本、ここで太郎山を正面に見ながらおむすびとパンのBFタイムにした。
崩壊地からチラッと女峰山を望むくらいで、後は花を探しながらただひたすら高度を稼ぐのに専念するのみ。
植生がシラビソや低い熊笹に変わると、山頂や女峰山が見渡せるようになり気合も入る。
シャクナゲが登山道の脇に群生していたがまだ固い蕾です。
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▲ 大真名子山と女峰山 |
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九合目で殆んど登りきり、気持ちのいい山頂歩きが続く。
360゜の展望も時々湧き上がるガスに遮られてしまう。
山頂の岩の上には、大きな宝剣が天に向かって垂直に立っていた。
はらっぱの身長の2倍くらいかな。
その先には奥宮、社務所が建っていて、何となく俗っぽい。
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▲ 山頂の宝剣 |
▲ 二荒山大神 |
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西側の岩の突端には太郎山神社が祀られている。
岩は赤褐色で脆い。
と言うより山全体が火山礫で覆われて崩壊が進んでいる。
富士山や周辺の山をながめ、中禅寺湖を覗き込んで山頂に引き返す。
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▲ 中禅寺湖 |
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白根山を展望するのに最高の場所を選びランチタイムとなる頃には、ガスが少しずつ遠望を覆い始めたのだった。
ガスの中は冷蔵庫内と同じくらい涼しく、ガスが切れると強い日差しが容赦なく照りつけた。
この時期は意外と紫外線量が多い。
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▲ 山頂付近から見た日光白根山 |
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期待のコウシンソウは見つからなかったが、山中の静けさを楽しみます。
帰路につく頃には、女峰山の姿もない。
志津小屋のお地蔵さんに無事を感謝して、霧に煙る駐車場に戻った。
道すがら湯滝を上から見物したのち、湯元温泉でとびきり上等な懸け流しの硫黄源泉に入り、ふやける。
いろは坂はほんとにほんとに久しぶりだった。
日光には何度も来ているのに男体山は初めてだった。
宗教色の強い山はあまり好きじゃないけど ・・・
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▲ 山頂で えっへんポーズ |
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▲ ミツバオウレン |
▲ コイワカガミ |
▲ ゴゼンタチバナ |
▲ 湯元温泉に咲いていたクリンソウ |
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